ビジネス上の理由や、GDPRやCCPAなどのプライバシー法を遵守するために必要な場合は、リアルタイムセグメントに保存されているプロフィールを削除できます。これを実現するメカニズムは、削除するプロフィールのテーブルを使用してプロフィール削除APIを呼び出すワークフローを作成することです。以下は、これを実現するための手順です:
- リアルタイムセグメントから削除したい1つ以上のプロフィールを含むテーブルを作成します。
- プロフィールのテーブルを削除APIに渡すワークフロータスクを作成し、そのテーブルに含まれるプロフィールをリアルタイムセグメントから削除します。
- Premium Audit Logを確認して、削除操作が成功したことを確認します。
リアルタイムペアレントセグメントから削除するプロフィールのテーブルは、TD Consoleで手動で作成するか、TD Toolbeltを使用して作成できます。クエリを使用してテーブルを作成する場合は、削除したいリアルタイムセグメントを作成するために使用されたデータベースにクエリを実行します。
リアルタイムペアレントセグメントから削除するプロフィールのテーブルを作成したら、プロフィール削除APIを呼び出すワークフローを作成します。ワークフローは、TD consoleまたはTD Toolbeltを使用して作成できます。
ワークフローを作成した後、その設定方法の例を以下に示します。
+create_rt_profile_delete_internal_db:
td_ddl>:
create_databases: [rt_profile_delete_internal_container]
database: rt_profile_delete_internal_container
###
### RT PROFILE DELETE INTERNAL
###
+rt_profile_delete_profile:
td>:
database: rt_profile_delete_internal_container
query: |
SELECT key || ':' || value
FROM profiles_to_be_deleted;
result_url: |
{
"type": "rest",
"method": "POST",
"authorization": "${secret:td.apikey}",
"endpoint": "${reactor_importer_endpoint}/internal/bulk-delete-internal",
"headers": "{\"x-reactor-instance-name\": \"${reactor_instance}\"}",
"parallelism": ${parallelism},
"page_size": ${page_size}
}上記の例では、以下の点に注意してください:
- FROM行では、削除したいプロフィールを含む作成したテーブルを指定します
- "endpoint"行では、リアルタイムデータが保存されているリージョンのエンドポイントを指定します。
ワークフローを設定した後、それを実行してプロフィールを削除します。
プロフィール削除APIは直接呼び出すことはできません。リアルタイムセグメントからプロフィールを削除するために作成するワークフロー設定で指定する必要があります。以下は、ワークフロー設定に含めるリージョン固有のエンドポイントです。
ワークフローの実行が正常に完了したら、Premium Audit Logを確認して、テーブルに含まれるプロフィールが削除されたかどうかを判断できます。