アカウントからユーザーが削除されると、そのユーザーが作成した関連リソースに影響が及びます。以下の表は、ユーザーの削除によってリソースがどのように影響を受けるかをまとめたものです:
管理者がオーディエンスのオーナーであるユーザーを削除すると、オーディエンスのワークフローが失敗します。この失敗が発生した場合、削除操作の前に、オーディエンスオーナー(マスターセグメントオーナーとも呼ばれます)を別のユーザーに変更するようリクエストする必要があります。
| オブジェクト | 再割り当て先 | ステータス | 備考 |
|---|---|---|---|
| APIキー | オーナーまたは管理者が再割り当てを指定可能 | 削除または再割り当て | 削除されたユーザーの権限レベルは、再割り当てされたユーザーのレベルに変更されます。削除されたAPIキーは無効となり、再利用できません。APIキーが再割り当てされると、新しいオーナーにメールで通知されます。 |
| オーディエンス(またはマスターセグメント)オーナー | n/a | 削除 | オーディエンスのオーナーであるユーザーを削除すると、オーディエンスに関連付けられたワークフローが失敗します。修正するには、削除が必要なユーザー以外の誰かにオーディエンスオーナーを変更するようリクエストしてください。また、Audience Column Visibility Controlが有効で、削除対象のユーザーがActivationのオーナーである場合、他のユーザーでActivationを更新する必要があります。 |
| データベース | アカウントオーナー | 継続して利用可能 | アカウントオーナーにメールで通知されます。 |
| テーブル | (なし) | 継続して利用可能 | - |
| Treasure Insights | n/a | 削除 | ユーザーに関連付けられたすべてのダッシュボードが削除されます。削除されたユーザーが所有するデータモデルは削除されませんが、データモデルの所有権を再割り当てするにはTDサポートに連絡する必要があります。 |
| 認証 | (なし) | 継続して利用可能 | - |
| ソース | アカウントオーナー | 利用可能 | アカウントオーナーにメールで通知されます。スケジュールは非アクティブ化されます。必要に応じて手動で再有効化してください。 |
| クエリ | アカウントオーナー | 利用可能 | アカウントオーナーにメールで通知されます。スケジュールは非アクティブ化されます。必要に応じて手動で再有効化してください。 |
| ジョブ | (なし) | 継続して利用可能 | ただし、スケジュールされたデータ転送は停止されます。 |
| ワークフロー | (オーナーは非表示) | 継続して利用可能 | 制限事項:削除されたユーザーが作成したプロジェクトにtd.apikey secretが設定されていない場合、ワークフロー内のTreasure Data関連オペレーター(td>、td_run>など)は失敗します。 実行の失敗を回避するには、td.apikey secretを設定してください。ワークフローシークレットを参照してください。(注:ワークフローオーナーが削除されると、TDワークフローからの失敗通知が期待どおりに機能しない場合があります) |
| 権限 | (なし) | n/a | |
| ポリシー | (なし) | 利用可能 | 削除されたユーザーが唯一の割り当てユーザーだった場合、ポリシーは表示されますが、ユーザーが割り当てられていないためアクティブではありません。 |