# リストアトリビュートの作成と表示 リストアトリビュート(またはバッファアトリビュート)は、「過去10時間に閲覧された製品」や「最新のトランザクションで購入された製品」などの値の配列です。 長さはバイトサイズ、要素数、時間によって制限されます。このサイズは、お客様の要件と契約上の合意によって決定されます。 このトピックには以下が含まれます: ## 前提条件 リストアトリビュートを作成するには、すべてのペアレントセグメントに対して[*Full*](/products/control-panel/security/policies/policy-based-data-workbench-permissions)パーミッションが必要です。 ## 制限事項 * 許可される要素の最大数は100です。 * 最大スライディング期間は60日です。 ## リストアトリビュートの作成 1. TD Consoleを開きます。 2. **Data Workbench**に移動します。 3. リストアトリビュートを作成するペアレントセグメントを選択します。 4. **Real-time Configuration**を選択します。 5. **Attributes**タブを選択し、次に**Add Attributes**を選択します。 6. **List**を選択します。 ![](/assets/creating-a-list-of-attributes-2024-07-03.a5580730e1344f9475d3471c819f892ef878a2644ac2da7c481f00376e8e4789.cf3845cb.png) 次の表の情報を確認してフォームを完成させてください。 | - フィールド名 - 説明 - 必須 | | --- | | - Name - アトリビュートリストの名前を入力します。 - X | | - System ID - 一意のリストアトリビュート名のためのシステムIDを作成します。システムIDは、アルファベットまたはアンダースコア(*)で始まり、オプションで英数字と(*)が続く文字列です。スペースや特殊文字は使用できません。このフィールドは、一度定義すると更新できません。システムIDは大文字と小文字を区別します。 **例** *systemID_lst_01* - X | | - Description - (オプション)リストアトリビュートの説明を入力します。 - | | - Key event - リストアトリビュートのキーイベントを選択します。詳細については、[イベント定義の設定](/ja/products/customer-data-platform/real-time/creating-a-real-time-configuration#configure-event-definitions)を参照してください。オプションでフィルターを追加します。 - X | | - Item ID - アトリビュートのキーカラムを選択します。 プロファイルキーをアイテムIDとして使用することは避けてください。 - X | | - Additional properties - リストアトリビュートの他のカラムを識別するための1つ以上の追加プロパティを選択します。 - | | - Item duration - リスト内のデータのスライディング時間期間の長さを選択します。時間が経過すると、新しいデータが追加され、期間を超えた古いデータがリストアトリビュートから削除されます。最大値は60日です。 - X | | - Maximum no. of elements - リストアトリビュート配列内のアイテム/要素の最大数を選択します。新しい要素が追加されると、制限を超えた古い要素がリストから削除されます。最大値は100です。 - X | | - Attributes - **+ Add aggregation**を選択して、リストアトリビュートにアトリビュートを追加します。各集約について次のフィールドを完成させます: - **Name**: 集約の一意の名前を入力します。集約は_リスト名_ - _集約名_として表示されます。 - **System ID**: 集約の一意のシステムIDを作成します。システムIDは、アルファベットまたはアンダースコア(*)で始まり、オプションで英数字と(*)が続く文字列です。システムIDは大文字と小文字を区別します。 - **Aggregation Type**: 提供されたリストから集約タイプを選択します。次のタイプが利用可能です: - First (string) - Last (string) - Sum (number) - Min (number) - Max (number) - Distinct List: このタイプを使用して、アトリビュートとして使用できるアイテムIDまたはプロパティのリストを作成します。 - **Property**: 集約タイプに関連付けるプロパティ(「Additional properties」フィールドまたは「Item Id」で指定されたカラムの1つ)を選択します。 - 各リストアトリビュートは最大50個の集約をサポートします。 - リストの順序付けはタイムスタンプに基づいています。 - | | - Advanced Settings - - | | - Additional rules - **+ Add event**を選択して追加のルールを作成します。これらのルールを使用して、リストアトリビュートの値に影響を与えるイベントを定義できます: - **Remove:** リストアトリビュートから値を削除するイベントとフィルタールールを定義します - **Clear**: リストアトリビュート全体をクリアするイベントとフィルタールールを選択します。 **例** イベント**remove_cart**はカートからアイテムを削除します。イベント**purchase**はカート内の製品のリストをクリアします。 - | リストアトリビュートがリアルタイムジャーニーとアクティベーションでアクセスされるには、集約を指定する必要があります。 1. **Create**を選択します。 ## リストアトリビュートの表示 1つ以上のリストアトリビュートを作成した後、Data Workbenchでそれらを表示できます。 1. TD Consoleを開きます。 2. **Data Workbench** >**Parent Segments**に移動します。 3. ペアレントセグメントを選択します。 4. リストアトリビュートが表示されている行の省略記号を選択します。 ![](/assets/creating-and-viewing-a-list-attribute-2024-07-29-3.c8e40e43aa323d833628456d4bfd7c5c104edd0bdec90497531410a6b458b7bd.cf3845cb.png) 1. **View Details**を選択します。 [リアルタイムアトリビュートFAQ](/ja/products/customer-data-platform/real-time/real-time-attribute-faqs)も参照してください。