# TD Agentリファレンス

以下のファイルは、rpmまたはDebianパッケージによってインストールされます。

## td-agent 4.x

| **Resource** | **Location** | **Notes** |
|  --- | --- | --- |
| Config Directory | /etc/td-agent/ |  |
| Config File | /etc/td-agent/td-agent.conf | この設定はスタートアップスクリプトによって読み込まれます |
| Startup Script | /usr/lib/systemd/system/td-agent.serviceまたは /etc/init.d/td-agent |  |
| Log Directory | /var/log/td-agent/ |  |
| Plugin Directory | /etc/td-agent/plugin/ | カスタムプラグインはここに配置します。 |
| Ruby Interpreter | /opt/td-agent/bin/ruby | Ruby v2.7がパッケージにバンドルされています。 |
| Rubygems | /usr/sbin/td-agent-gem | fluentd pluginsをインストールするためのバンドルされたrubygems。例: /usr/sbin/td-agent-gem install fluent-plugin-mongo |
| jemalloc | /opt/td-agent/lib/libjemalloc.so | [jemalloc](http://jemalloc.net/)は、メモリの断片化を避けるために一緒にバンドルされています。スタートアップスクリプトでデフォルトでロードされます。 |


## td-agent 3.x

| **Resource** | **Location** | **Notes** |
|  --- | --- | --- |
| Config Directory | /etc/td-agent/ |  |
| Config File | /etc/td-agent/td-agent.conf | この設定はスタートアップスクリプトによって読み込まれます |
| Startup Script | /usr/lib/systemd/system/td-agent.serviceまたは /etc/init.d/td-agent | Log Directory |
| Plugin Directory | /etc/td-agent/plugin/ | カスタムプラグインはここに配置します。 |
| Ruby Interpreter | /opt/td-agent/embedded/bin/ruby | Ruby v2.4がパッケージにバンドルされています。 |
| Rubygems | /usr/sbin/td-agent-gem | fluentd pluginsをインストールするためのバンドルされたrubygems。例: `/usr/sbin/td-agent-gem install fluent-plugin-mongo` |
| jemalloc | /opt/td-agent/embedded/lib/libjemalloc.so | [jemalloc](http://jemalloc.net/)は、メモリの断片化を避けるために一緒にバンドルされています。スタートアップスクリプトでデフォルトでロードされます。 |


# 監視、権限、ネットワークポート

td-agentが起動すると、親プロセスと子プロセスの2つのプロセスが起動します。親プロセスは子プロセスのライフサイクルを管理し、子プロセスは実際のログ収集を処理します。


```bash
$ ps w -C ruby -C fluentd --no-heading
```


```bash
26238 ? Sl 0:00 /opt/td-agent/embedded/bin/ruby /opt/td-agent/embedded/bin/fluentd --log /var/log/td-agent/td-agent.log --daemon /var/run/td-agent/td-agent.pid
26243 ? Sl 0:25 /opt/td-agent/embedded/bin/ruby -Eascii-8bit:ascii-8bit /opt/td-agent/embedded/bin/fluentd --log /var/log/td-agent/td-agent.log --daemon /var/run/td-agent/td-agent.pid --under-supervisor
```

両方のプロセスは`td-agent`ユーザーとして`td-agent`グループの下で実行され、すべてのフォークされたサブプロセスも同様に実行されます。これは、td-agentによって開始されるすべてのシステムコールにも適用されます。エージェント設定は/etc/td-agent/td-agent.confにあります。すべての設定はtd-agentによって読み取り可能である必要があります。

入力に応じて、以下のポートが開きます。

* in_tail: なし
* in_forward: tcp/24224、udp/24224
* in_unix: `/var/run/td-agent/td-agent.sock`


Treasure Dataへの安全なアップロードには、`*.treasuredata.com`のtcp/443(https)を開く必要があります。