# ワークフローの最終実行パスの表示

最終実行パス機能を使用すると、ワークフローのタスク実行パスを表示することで、ETLパイプラインを確認およびトラブルシューティングできます。これは開発サイクル中に特に有用で、ワークフローオーケストレーションの管理に役立つDAG（有向非巡回グラフ）の実行に関する洞察を提供することで、より良いワークフローを構築できるようになります。

最終実行パス機能を使用すると、以下を視覚化できます：

* ワークフローで試行された順序での実行済みタスクとその依存関係の詳細
* 依存関係を理解するための親タスク内にネストされた子タスク
* タスクの並列実行
* 個々のタスクの詳細：
  * タスクID
  * 各タスクの所要時間（秒）
  * タスクの開始および終了タイムスタンプ
  * タスク実行のステータス


## ワークフロー実行パスの表示

1. **TD Console**を開きます。
2. **Data Workbench > Workflows**に移動します。
3. 目的のワークフロープロジェクトを展開し、ワークフローを選択します。
![](/assets/viewing-the-last-execution-path-of-your-workflow-2024-02-13.b7e55f136ecc84fbdc54cf2623f5c574ba43a049cc9a68860ebf87ad21cbfb25.142841d8.png)
4. **Run History**タブから、目的の実行を選択します。
5. **Execution Path**タブを選択して、この実行の最終実行パスを表示します。
![](/assets/image2022-10-18_1-10-48.24fe94bab29f7abd0cc248e577814fb47c68d0769c1ea23d1e2dc85aa98aef36.142841d8.png)


## 実行パス図の解釈

| 図の要素 | 説明 | 例 |
|  --- | --- | --- |
| ワークフローのルート | ワークフローのルートタスクは「current workflow」としてラベル付けされます。 | ![](/assets/image2022-10-18_2-4-25.5d6d979b085405c2891062706995bdb4678d4b82c217d4059cbd41e783e55588.142841d8.png) |
| タスク詳細の表示 | タスクにカーソルを合わせると、タスクID、開始時間、終了時間、所要時間（秒）、および実行ステータスを含むツールチップが表示されます。 | ![](/assets/image2022-10-18_2-7-45.587e30cc90904c9e2ff7354feb1ddc07400d5356cc4fd86d77ec4161fe31f066.142841d8.png) |
| タスクステータス | タスクノードの色はタスクのステータスを示します：• 緑 - 成功• 黄 - 強制終了• グレー - ブロック• 赤 - エラー | ![](/assets/image2022-10-18_2-9-20.5c0ba240ab9409dbb4525d8d5c6562017318638b4bbd58371bd5b8781cda38b4.142841d8.png) |
| 依存ワークフロー | タスクが–>演算子で別のワークフローを開始する場合、Load Execution Pathノードを選択して依存ワークフローを読み込みます。 | ![](/assets/image2022-10-18_2-10-29.144aec009981817d9364da27422a663f0ff97e4128016b4b6717f876fd99c117.142841d8.png) |
| 依存ワークフローを新しいタブで表示 | グレーのボックス内の依存ワークフローの名前を選択して、そのセッションページを新しいタブで開きます。 | ![](/assets/image2022-10-18_2-40-40.7cd197daa834a66a780c350fee58f90e43c8b0425e259ea258ecb45e098ccf87.142841d8.png) |
| 依存ワークフローを非表示 | 折りたたみアイコンを選択して依存ワークフローを非表示にします。 | ![](/assets/image2022-10-18_2-12-14.bffda4da80c513ea6c6dc6011a70136c2b98eec6dc161fea2f1f4afe4f05d985.142841d8.png) |