# CLIからプロジェクトバージョンを復元する ワークフローが誤って削除、上書きされた場合、またはワークフローに不要な変更が加えられて保存された場合に、元に戻すことができます。CLIからプロジェクトを復元するには、まずリビジョンIDを使用して必要なバージョンをダウンロードし、次にそのバージョンをTreasure Dataにプッシュし直す必要があります。 ## 前提条件 * [リビジョンID](/ja/products/customer-data-platform/data-workbench/workflows/retrieving-your-project-revision-id) * ワークフロー名 ## リビジョンIDを使用して必要なバージョンをダウンロードする: 1. TD Toolbeltを使用して、コマンドラインから以下の形式でコマンドを発行します: ```bash td wf download -r ``` 1. 例えば、リバイズしたいワークフローの名前が「sales_data」で、元に戻したいバージョンを表すリビジョンIDが`e295f5ff3ac4482a991b92db8fa0a8e0`の場合、発行するコマンドは次のとおりです: ```bash td wf download sales_data -r e295f5ff3ac4482a991b92db8fa0a8e0 ``` 1. 指定されたリビジョンポイントのワークフローを含むフォルダが、現在の作業ディレクトリにダウンロードされます。 ## ダウンロードしたワークフローをTreasure Dataにプッシュし直す: 1. 先ほどダウンロードしたフォルダに現在のディレクトリを変更します。次に、以下のようにコマンドを発行します: ```bash td wf push workflow_name ``` 1. 例えば、ワークフローの名前が「sales_data」の場合、発行するコマンドは次のとおりです: ```bash td wf push sales_data ``` Treasure Dataにプッシュするワークフローの名前は、元に戻したいワークフローの名前と一致する必要があることに注意してください。プッシュコマンドを発行すると、ワークフローはダウンロードコマンドで指定したリビジョンIDに更新されます。