# データベースの削除 TD データベースを削除すると、データベース、そのテーブル、およびデータベース内に保存されているすべてのデータが削除されます。この操作はロールバックできず、データは自分で復旧できなくなります。 誤ってデータベースを削除した場合、削除から 30 日以内にサポートリクエストを発行することで復旧できます。 ## データベース削除保護 会社にとって重要なデータを含むテーブルを持つデータベースの削除を防ぐことができます。 データベース削除保護機能を厳格に実装すると、どのユーザーもデータベースを削除できなくなります。この機能を有効にするには、サポートリクエストを送信してください。保護したいデータベースのリストを添えて、サポートまたはカスタマーサクセス担当者に連絡してください。この機能を無効にする場合も、同じ手順に従ってください。 データベースではなくテーブルを保護したい場合は、サポートリクエストを送信して[テーブル削除保護](https://docs.treasuredata.com/display/public/PD/Deleting+Tables#DeletingTables-TableDeleteProtection)を有効にしてください。 ## TD Console を使用したデータベースの削除 1. **Data Workbench > Databases** に移動します。 2. 削除するデータベースを選択します。 3. **... > Delete database...** を選択します。 ![](/assets/removing-database-confirm.3b332b97f124fa2f46d60cb7edacbaebef9f175dae73d56fe71bcd71f699187e.142841d8.png) ## TD Toolbelt の例 `td db:delete` コマンドは、データベースとデータベース内に保存されているすべてのテーブルを削除します。 ```bash $ td db:delete test_db ``` ## データベース削除による影響 ### 保存されたクエリへの影響 保存されたクエリのスケジュール設定は、それらのデータベースが削除されると削除されます。さらに、すべてのデータベースへのアクセス権限がない場合、これらのクエリを表示できなくなります。 データベースとは、下の画像で赤い矢印で示されているウィンドウを意味します。 ![](/assets/removing-database-schedule.56d04a4170034e3331a5786d8d25b70f45f9273ba53122f6ca66ffd6f84bc9b1.142841d8.png) ### ジョブへの影響 ジョブに関しては、データベースは次のように設定されています。 ![](/assets/image2023-9-14_12-32-8.cefbe9338a13b7586c458a50cd8187d2288259d87624a2654bd201c15171743b.142841d8.png) このデータベースが削除された後、すべてのデータベースへのアクセス権限がない場合、これらのジョブを表示できなくなります。たとえば、Job Activities にジョブが表示されず、上記のスクリーンショットのような情報を確認できません。 一方、データベースに対するポリシーベースのアクセス権限が有効になっていない場合、管理者または所有者はすべてのデータベースへのアクセス権限を持っているため、影響を受けません。データベースに対するポリシーベースのアクセス権限が有効になっている場合、フルアクセスが付与されているユーザーは影響を受けません。