# ナレッジベースの作成 ナレッジベースは、エージェントに参照データを提供するツールであり、エージェントがより正確で望ましい出力を生成するために重要な機能です。AI Agent Foundryは2種類のナレッジベースを提供します。1つは_Database_、もう1つは_Text_です。以下の手順に従って、新しいナレッジベースを作成します。 1. TDコンソールを開きます。 2. **AI Agent Foundry**に移動します。 3. **Knowledge Base**を選択し、**Create knowledge base**を選択します。 ![](/assets/creating-an-ai-knowledge-base-2025-03-04.4d247864042e3ccc1a8e54da318cc7f77500db176ee71cc75ae1cf6b3981279f.91c26685.png) ## データベースナレッジベースの作成 ### ナレッジベースの詳細を入力 1. 使用方法を指定するナレッジベース名を入力します 2. Databaseタイプを選択し、データベースを選択します。 ![Database knowledge base configuration form](/assets/creating-a-knowledge-base-2025-06-13-11-30-28.1649163d16dbbc239f56459febdc3276d56d11663469e675a74893f24abdc4fc.91c26685.png) ### テーブル情報を入力 1. _Add table_ボタンをクリックして、テーブル情報を定義します 2. フォームに入力します。 | フィールド | 説明 | | --- | --- | | Name | ナレッジベースの名前を入力します。 | | Type | `Database`を選択します。 | | TD Database Name | クエリが実行されるTreasure Dataデータベースを入力します。**データベースはPlazma DBに存在する必要があります。** | | Table | ナレッジベースがサポートするテーブルを定義します。 | | TD Query | 選択したデータベースを使用してテーブルを定義するTrino SQLを提供します。`Exclude Columns`: 保持したいすべての列をリストします。`Exclude Records`: `WHERE`句でレコードをフィルタリングします。 | | Name | 参照するテーブル名を入力します。 | | + Add table | ナレッジベースにさらにテーブルを追加する場合に選択します。 | 1. **Save**を選択します。 **Save**を選択すると、データ読み込みプロセスが開始されます。ナレッジベースを使用する前に、ステータスが**Success**になるまで待ちます。 ## テキストナレッジベースの作成 ### ナレッジベースの詳細を入力 1. 使用方法を指定するナレッジベース名を入力します 2. Textタイプを選択し、フォームに入力します ![Text knowledge base form](/assets/creating-a-knowledge-base-2025-06-13-11-37-11.285526b225e8d44ab56b1aacd3e7e0f4a47dc71196bdf0ed6b8d0465659525cc.91c26685.png) | フィールド | 説明 | | --- | --- | | Name | ナレッジベースの名前を入力します。 | | Type | `Text`を選択します。 | | Text-input | 最大18,000文字の参照テキストを入力します。 | ## ペアレントセグメントナレッジベースの作成 ペアレントセグメントナレッジベースは、ペアレントセグメント設定で「LLM enabled」スイッチが有効になっている場合に自動的に作成されます。現在、カスタムLLMプロジェクトで作成する方法はありません。 **次のステップ** [クエリシミュレーション](/ja/products/customer-data-platform/ai-agent-foundry/knowledgebase/querying-a-knowledge-base)を通じてナレッジベースの設定を確認します。