# Data Tank 2.0の使用開始 Data TankをData Tank 2.0に置き換える際の基本的な手順は以下の通りです: * [Data Tank 2.0の初期セットアップ](#data-tank-2.0%E3%81%AE%E5%88%9D%E6%9C%9F%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97) * [データベースユーザーの作成](#%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90) * [スキーマの作成](#%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90) * [アクセスポリシーの設定](#%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A) * [IPホワイトリストの設定](#ip%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A) * [Data Tank 2.0用のデータ準備](#data-tank-2.0%E7%94%A8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%BA%96%E5%82%99) * [TDテーブルのレコードをData Tank 2.0にインポート](#td%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92data-tank-2.0%E3%81%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88) * [Data TankからData Tank 2.0へのレコード移動](#data-tank%E3%81%8B%E3%82%89data-tank-2.0%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E7%A7%BB%E5%8B%95) * [Data Tank 2.0でのオブジェクト作成](#data-tank-2.0%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%90) * [インテグレーションの宛先をData Tank 2.0に変更](#%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%9B%E5%85%88%E3%82%92data-tank-2.0%E3%81%AB%E5%A4%89%E6%9B%B4) ## Data Tank 2.0の初期セットアップ Data Tank 2.0では、Treasure Dataが設定を構成するData Tankとは異なり、[Management UI](/ja/products/control-panel/datatank/managing-data-tank-2-0-with-the-management-ui)で設定を自己管理できます。 ### データベースユーザーの作成 Data Tank 2.0では、Data Tank 2.0にアクセスするためにアクセスキーが必要です。一方、Data Tankにはデフォルトユーザーとしてtank_userとtank_integration_userがあります。Data Tank 2.0では、Management UIでアクセスキーを作成する必要があります。 詳細については、[アクセスキーの管理](/ja/products/control-panel/datatank/managing-data-tank-2-0-with-the-management-ui#managing-access-keys)をご覧ください。 ### スキーマの作成 Data Tank 2.0では、「public」と呼ばれる1つのスキーマのみを提供するData Tankとは異なり、Management UIで複数のユーザー定義スキーマを作成できます。 詳細については、[新しいスキーマの作成](/ja/products/control-panel/datatank/managing-data-tank-2-0-with-the-management-ui#create-new-schema)をご覧ください。 ### アクセスポリシーの設定 データベースユーザー(アクセスキー)は、アクセスポリシーと呼ばれるパーミッション設定が適用されるまで、スキーマ内のオブジェクトを操作できません。Management UIで特定のスキーマに対してアクセスキーにパーミッションを付与できます。 詳細については、[アクセスポリシーの管理](/ja/products/control-panel/datatank/managing-data-tank-2-0-with-the-management-ui#managing-access-policies)をご覧ください。 ### IPホワイトリストの設定 Data Tank 2.0も特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可します。Management UI経由でData Tank 2.0のIPホワイトリストにIPアドレスを追加してください。 デフォルトで設定されている「g:treasuredata-main」は、Treasure Dataの各機能(Management UIを含む)で使用されるIPアドレスのエイリアスです。削除すると、Data Tank 2.0にアクセスできなくなるため、削除しないでください。 詳細については、[IPホワイトリストの設定](/ja/products/control-panel/datatank/managing-data-tank-2-0-with-the-management-ui#configure-ip-whitelist)をご覧ください。 ## Data Tank 2.0用のデータ準備 Data Tank 2.0が提供された時点では、データは保存されていません。インポートに必要なデータを準備してください。 ### TDテーブルのレコードをData Tank 2.0にインポート TDのテーブルに保存されているレコードを使用する場合は、[Result Export to PostgreSQL](https://docs.treasuredata.com/articles/int/postgresql-export-integration)を使用することをお勧めします。この機能は、Hive/Prestoクエリーの結果をPostgreSQLにエクスポートします。 ### Data TankからData Tank 2.0へのレコード移動 Data Tankに保存されているレコードをData Tank 2.0に移動する場合は、自分で移動する必要があります。 1. [Import from PostgreSQL](https://docs.treasuredata.com/articles/int/postgresql-import-integration)を使用して、Data TankからTDテーブルにデータをインポートします。 2. Hive/Prestoクエリでインポートしたレコードを抽出し、[Result Export to PostgreSQL](https://docs.treasuredata.com/articles/int/postgresql-export-integration)を使用してData Tank 2.0に結果をエクスポートします。 これはテーブルごとに実行する必要があります。 ### Data Tank 2.0でのオブジェクト作成 PostgreSQLへの結果のエクスポートは、レコードのみをエクスポートします。インデックスなどのオブジェクトが必要な場合は、それらを作成する必要があります。psqlクライアント、pgAdminなどのサードパーティツールを使用できます。 ## インテグレーションの宛先をData Tank 2.0に変更 Data Tankと統合する方法はいくつかあります。したがって、Data TankをData Tank 2.0に置き換える場合は、宛先をData TankからData Tank 2.0に変更するためにインテグレーションを更新する必要があります。このようなシナリオの例は以下の通りです: * Data Tankからインポートするインテグレーション * Data Tankにエクスポートするインテグレーション * Workflowのpg>: オペレーター経由でのクエリ実行 * Tableauなどの統合されたサードパーティツール 詳細については、[Data TankからData Tank 2.0へのインテグレーション変更](/ja/products/control-panel/datatank/replacing-data-tank-1-0-with-2-0#change-integration-with-data-tank-to-that-with-data-tank-2.0)をご覧ください。