# Arduino インポート連携

[Arduino](https://www.arduino.cc/)は、物理世界とデジタル世界のオブジェクトを感知および制御できるデジタルデバイスとインタラクティブオブジェクトの構築に使用される人気のオープンソースプラットフォームです。

Arduinoで多くのデバイス情報を収集できます。収集したデータをTreasure Dataサービスに配信すると、Pelion IoTプラットフォームの一部としてデータ管理が実行されます。ArduinoとTreasure Dataを使用したIoT実装に最適なアーキテクチャを決定する必要があります。以下の図は、一般的なアーキテクチャの例を示しています。

![](/assets/image-20191021-201234.ad7ebe834c8489b15e9ff48412b2bb73e4beade35f7c7b8e1f20960a4f6bec09.6953d675.png)

Wi-Fi接続を使用して、HTTPSでArduinoデバイスから直接Treasure Dataに接続できます。

プロジェクトページはこちらです: [https://create.arduino.cc/editor/JunkoNakajima/0482174c-3beb-4561-a2cc-df79eeba25fd/preview](https://create.arduino.cc/editor/JunkoNakajima/0482174c-3beb-4561-a2cc-df79eeba25fd/preview)

このプログラムは[ARDUINO MKR WIFI 1010](https://store.arduino.cc/usa/arduino-mkr-wifi-1010)でテストされています。

# 前提条件

- Treasure Dataアカウント (IoTプラットフォームに興味がある場合は[お問い合わせください](https://www.treasuredata.com/custom-demo/))
- Arduinoアカウント - (アカウントをお持ちでない場合は[サインアップ](https://create.arduino.cc/))
- Arduinoデバイス (例: [ARDUINO MKR WIFI 1010](https://store.arduino.cc/usa/arduino-mkr-wifi-1010))
- 監視したいセンサー (例: 温度センサー)


![](/assets/image2020-11-20_14-11-11.a43f837e276bfa137e79e6df247f05594bebb22dfa18add5a1f57083c995338e.6953d675.png)

# Arduino Onlineでプロジェクトを構築する

Arduino Onlineでインポートするプロジェクトを構築します。

# インポート

サンプルプロジェクトをワークスペースにインポートします。以下の画像に示すように、[Create in Arduino](https://create.arduino.cc/editor/JunkoNakajima/0482174c-3beb-4561-a2cc-df79eeba25fd/preview)ページにアクセスし、**Add To My Sketchbook**を選択します。

![](/assets/image-20191021-201303.802e3da64581bfbd4e17914bb4590177ba3fa85cf584158ff59e5b0da99b7b07.6953d675.png)

プログラムがオンラインエディターにインポートされます。

# パラメータの設定

3つのパラメータ(SECRET_SSID、SECRET_PASS、SECRET_TD_API_KEY)を設定する必要があります。インポートしたプロジェクトのSECRETタブからパラメータを設定します。

- SECRET_SSID: Wi-FiのSSID
- SECRET_PASS: Wi-Fiのパスワード
- SECRET_TD_API_KEY: Treasure DataのAPIキー ([こちら](https://docs.treasuredata.com/smart/project-product-documentation/getting-your-api-keys)を参照)
![](/assets/image-20191021-201336.2c586ab23821f7b979df5866235d888c98d26a1cb3622c4d432ff071ac332cf7.6953d675.png)


次に、*MKRWIFI1010_to_TD*スケッチで、Database、Tableを"iot_test/arduino"から"<your_database>/<your_table>"に編集します。

![](/assets/image-20191001-191039.fbb810249e8a21a8032fbb3725c441a31bb221f0ab9938ac637bbbc444ef568e.6953d675.png)

*MKRWIFI1010_to_TD*スケッチのDevice Set upセクションで、異なるセンサーを使用する場合は*tempPin*と*get_temprature*関数を変更します。

![](/assets/image-20191021-201354.dd668adb21107a9a28ce74a2e8e940576fbd6717db3a5be70739c58400d5fed1.6953d675.png)

# アプリケーションの起動

監視するデバイスがPC に(WiFi経由で)接続されていることを確認します。検証を行う前にデバイスを接続する必要があります。

最後に、アプリケーションを検証し、検証済みのアプリケーションをArduinoにアップロードします。

Treasure DataでArduinoから配信されたレコードを確認できます。

![](/assets/image-20191021-201405.3877a7f82bcb81f8a97bf727599fb2d81df8ea7d3bb9ed2559c47b0dd5337ee9.6953d675.png)